クレジットカード会社から1万円キャッシングを利用した場合
キャッシング額:10,000円
金利:15%
期間:1日・1ヶ月・1年
利息計算方法
1年の利息:1,500円
1年の利息を算出 10,000円×15%=11,500円
月の利息:125円
月の利息を算出 1,500円÷12ヶ月=125円
日の利息:4.2円
日の利息を算出 125円÷30日=4.2円
10,000円を1年間まったく返済しなかった場合の利息算出です。
借りた金額 | 1日あたりの利息 | 1ヶ月あたりの利息 | 1ヶ月あたりの利息 |
---|---|---|---|
10,000 | 4 | 125 | 1,500円 |
50,000 | 21 | 625 | 7,500円 |
100,000 | 42 | 1,250 | 15,000円 |
ただしこれは、途中の返済状況によって、いろいろと変わってくるので注意が必要です。
これから、数字のトリックを御見せします。
日利は:0.042%
前日の借入残高 × 1.00042を算出
1年後 ⇒ 1万円が11,656円と膨らんでいます。
1万円が、11,656円ということは、年率16.5%ということですよね。
当初、年率15%だったのが、1.5%アップしているんです。
ここで次の質問です
仮に2年間返済しなかった場合はどうなるのでしょうか?
何%になるのか考えてみてください。
正解は約22%となります。
1年目の時よりもさらに2%も高くなっています。
正確には、
2年後 ⇒ 1万円が13,587円と膨らんでいます。
1万円が、13,587円ということは、年率35.8%ということですよね。
2年間なので1年あたりに換算すると、17.9%となります。
このように、返済しない期間が長くなればなるほど、金利はどんどんと高くなっていってしまいます。
その他に、遅延損害金なども含まれてきますので、もっと返済額は大きくなってきます。
なので、キャッシングを利用する場合、できるだけ小まめに、1日でも早く返済していくということがとても大事なのです。
どうしてもキャッシングしなければいけない人は、お金の法則をを忘れないようにしてください。
これが、ただの「年率」ではなく「実質」をつけて「実質年率」と言っているのが、このような計算方法で大体このくらいの年利になりますよということです。
ですから、返済を1日でもサボればサボるほど、利率がどんどんと高くなっていくのがお分かりいただけたでしょうか?
先ほどの例は、10,000円を1年間まったく返済しなかった場合の利息算出です。
これが、100万円だったら、どうなるのでしょうか?
計算してみてください。