個人再生

個人再生のメリットとデメリット

2021年3月2日

個人再生のメリットとデメリット

個人再生のメリット

  • 借金額が、原則5分の1まで減額されます。
(例) 借金額  500万円 → 借金額 100万円
(例) 借金額 1500万円 → 借金額 300万円
  • 毎月返済している金額が減るので、月々の返済が楽となります。
(例) 月々の返済 10万円 → 月々の返済 2万円
  • 毎月の支払が減額されるので、完済が早くなります。
  • 自己破産とは違い、住宅や車などの財産は手放さなくてもよい。
(例) 住宅(マイホーム)・車 → 自己破産 手放す
    住宅(マイホーム)・車 → 個人再生 手放さない
  • 個人再生開始後、債権者は強制執行(給料差し押さえなど)ができなくなります。

個人再生のデメリット

  • 金融業者からの新たに借り入れが今後5年~10年間できなくなってしまいます。
    (いわゆる「ブラックリスト」※5年~10年後にはブラックリストから除外されます。)
  • クレジットカード、ローンを組むことが制限されます。
    (いわゆる「ブラックリスト」※5年~10年後にはブラックリストから除外されます。)
  • あなたの住所・氏名が国が発行する機関紙「官報」に掲載されてしまいます。
  • 安定した収入がないとできないので、リストラ後などは難しい。

個人再生体験談

女性 30代のKさんの場合

私本人が個人再生をおこなったのは、30歳のときでした。

大学生のころからショッピングが大好きで買い物をすることを目標にアルバイトをするといったといったような日常スタイルでした。

社会人になりクレジットカードを所有するようになってから仕事のストレスも原因で、さらにエスカレートしていきショッピングは衝動買いと変わっていきました。

気が付けば、3社から290万円ほどの借金をしていました。

OLの給料なので、年収も250万円くらいだったので、毎月の返済も用意ではなく、苦しい日々を過ごしていました。

その厳しさを知ることができるようになってからというものは、クレジットカードでの買い物を一切やめたのですが・・・

毎月の返済額だけでも、1ヶ月の給料の半分以上はなくなっていたんです。

毎月、返済しても返済しても一向にローン返済は終わりませんでした。

そんな生活が6年ちかくも続いて、クレジットカードで買い物したローンが少しも減らなくて、いつ返済が終わるのかもわからなくなっていました。

たまたま、ラジオで債務整理の話をを聞いていると、他の人も同じように借金があったのですが、債務整理を行って、借金がなくなったということを話していました。

その話を聞き、私も弁護士の先生に債務整理のことで相談することにしたのです。

弁護士さんに相談しに行くと、あなたは、任意整理ではあまりメリットがないし、浪費による借金は借金免除の決定が出ない場合があるので、自己破産も難しいというお話でした。

そういう背景から個人再生がふさわしい選択だと思いますと言われ、お願いする事にしたのです。

個人再生により借金290万円は100万円まで減額でき、普通の生活に戻ることができました。

借金額  290万円 → 借金額 100万円

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